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【12099】かっくるの千夜30冊スレ・その4 かっくるなかしま 15/6/30(火) 11:50

【12652】第73回・吉野裕子「隠された神々〜古代信仰... かっくるなかしま 16/5/27(金) 11:00

【12652】第73回・吉野裕子「隠された神々〜古代信...
 かっくるなかしま  - 16/5/27(金) 11:00 -

引用なし
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   第73回は、吉野裕子「隠された神々〜古代信仰と陰陽五行」です(↓)。

ttp://w
ww.kawade.co.jp/np/isbn/9784309413303/
(「隠された神々〜古代信仰と陰陽五行」、吉野裕子、河出文庫、2014/11)

時事である伊勢志摩サミットとオバマ大統領の広島訪問と関連してきます。

伊勢と広島?

牽強付会っぽくて(笑、おそらくはそうではないと思っています。

・・・

超かっ飛ばすと、

まずは上記の「隠された神々」での、古代信仰というのは、日輪信仰/自然暦での《東西》の信仰のラインです。そして、陰陽五行は、二元論/天地人の縦軸ですが、そのz軸が水平のy軸に変換されて、《南北》の信仰のラインが形成されている。そしてその二つの信仰のラインが、重なっていることもあって見えにくいので、それを隠された神々と著者が形容している。

そういう話です。

第一章の日本古代の神々が東西の信仰、第二章の大君は神にしませばが南北の信仰の説明に相当し、第三章の伊勢に隠された神々、第四章の大嘗祭でまつられる神が、それぞれ著者の仮説に基づく民俗学的考証に相当しています。

・・・

著者が伊勢を考証に充てていたことは記憶の底にありましたが、

広島から著作、従って伊勢を想起したのは、こちらの記事に依ります(↓)。

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160526-00010003-bfj-soci
(Yahoo!/バズフィード、「なぜ慰霊碑の向こうに原爆ドームが見えるのか? 世界的巨匠が託した思い」、2016/05/26)

巨匠とは建築家の故・丹下健三氏、その丹下氏がどのように広島記念公園を構想し設計したのかが、そこに記されていますが、

そもそもなぜだろう?という論者の疑問があり、
>> なぜ、慰霊碑の先に原爆ドームが見えるのか。

広島記念公園の造形がどのようなものかという実態があります(↓)。
>> すべては設計に込められた、丹下の思想だ。川を挟んで北限に原爆ドームがある。丹下案は、北の点に原爆ドームをとり、南に向かって一本の線を引く。その線を軸として、慰霊碑や広場を配置し、東西に平和記念資料館など一群の建築物を配置するというものだ。

奇しくも南北ラインと東西ラインによってそれは造形されている。

陰陽五行での南北ラインは、囲碁に見られるように世界の《生成》であり、日輪信仰/自然暦にに見られるように東西ラインは《再生》を意味しています。

丹下氏の発想のもとがどうなっているかは分かりませんが、

偶然的でありながら必然的でもある、そのように観ています。(私見)

そして、

原爆ドームは世界文化遺産登録されていますが、その基準はこちら(↓)に拠り、

URL省略。
(Wiki、原爆ドーム、世界文化遺産登録基準)
>> (6)顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と直接にまたは明白に関連するもの(この基準は他の基準と組み合わせて用いるのが望ましいと世界遺産委員会は考えている)。
>> 基準(6)のみの適用で登録されているのは例外的なケースだが、比較的歴史の浅い負の世界遺産にはしばしば見られる傾向である。

歴史が浅い故に、負の遺産とも形容されていますが、基準(6)での現存する伝統・思想・信仰との関わりにおいて、遡れば〜3世紀(日輪/自然暦)、〜6世紀(陰陽五行)のそれらが反映されていると見做すのであれば、

歴史が浅い故の負の遺産、とはならないのであろうと観ています。
ー    生死と祈念とが交錯する場であるが故に、潜在意識下の民族の記憶が示現したのかもしれない、という捉え方もできるのではなかろうかと想像。

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