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▼tomykさん:
▼退役軍人さん:
▼あぶさんさん:
こんにちは。
>>フランスの戦争で左翼涙目。
>>ダブル選での大阪維新圧勝で、ざまぁといったところです(^^ゞ
前者については、
ノビー(池田信夫氏)がこんな指摘(↓)をしていて、これに即してみると、
ttp://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51963489.html
(池田信夫、「普遍的な正義」という危険思想、2015/11/18)
>> 「イスラム国」がパリをねらうのは、フランス人が「反イスラム」だからだというコメントは間違いである。フランスは、イスラムだけでなくキリスト教についても、ライシテ(政教分離)を厳格に守らせる国なのだ。神の名による支配を廃絶し、「自由・平等・博愛」という普遍的価値によって統治することが、フランス革命の精神だった。
>> この正義はすべての人類に普遍的だと彼らは信じたので、それを全世界に輸出するナポレオン戦争で、莫大な犠牲者を出した。
>> 同じくロシア革命では、共産主義は普遍的な正義なので、レーニンはそれを否定する者を抹殺することをためらわなかった。トロツキーは「革命の輸出」によって世界戦争を起こそうとした。
普遍的な正義に過剰に被れるのが、左翼であり、上記を下から上に読むと、マルクス・レーニン・トロツキーが歴史的に否定され、残された左翼の拠り所とも言えるフランス革命の精神が、試されている、という点において、左翼涙目っす。
ー 自分としては、過ぎたるは及ばざるが如しだろうと思っていて、昨年の中東歴訪で安倍首相が説いていた《中庸の精神》が、ソフトランディングに向けてのキモだと観ています。
それと、テロリストにではなく、広く中東諸国で我が国が好感されているとすればそれは、
《通商》という実利の追求において、彼らと現実的波長が合うのだろう、ということに加えて、
敗戦の灰燼から奇跡的な復興を遂げて経済大国の一角を占めるに至った、
欧米列強(英米仏露)と戦火を交えた、
戦後なお、宗教カリスマの権威が自然な形で存続している、
ー 憲法上は政教一致でなく政教分離だが、欧米諸国のように政教分離(レイシテ)をゴリ押ししない。
社会的・道徳的な規範が保たれている、
等といった歴史的・文化的・宗教的なファクターが効いている、と観ています。(私見)
どれもこれも我が国の左翼が嫌うものばかり(笑
平和憲法の御利益などであろうはずがないっす。
・・・
>テロ事件が起きたのが金曜日の夜だったので、週明けは株価が暴落かと思ってましたが、まさかの大幅値上げ。
高値圏にきていたので、自分は売りと買いの両建てでポジションを組んでいましたが、欧米市場(債券・株式)の反応が落ち着いていて、むしろ資源価格の上昇で資源関連銘柄の上昇が生じて、リスクを取りにゆく現象が波及していました。
ー 売り持ちのポジションがかなりやられて損したっす(>_<)
ー 資源や資源関連銘柄は、それまでデフレリスクで忌避されていたので、それが反転すると、それまで空売りの対象だった不人気銘柄に一斉に買い戻しが発生する形っす。
米系証券を通じてのヘッジファンドによる買いが入ったという観測報道もあり(↓)。
ttp://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXMZO94189460Z11C15A1000000/
(日経、株2万円接近、上値追うファンドと逃げる個人、証券部/川上純平、2015/11/19)
ー ただ、自分が観ていたところでは、ファナックやトヨタ、ユニクロ、ソフトバンク、KDDIなど、インデックスへの寄与度の高い銘柄を買うというより、ハイテク関連の値がさ株がぶっ飛んでいました。高値が8月でなく2月の銘柄っす。← 既に売りが済んでいたところなので上がりやすかった
・・・
>対ISは空爆では所謂相手支配地域を縮小させる「歩兵の本領」が出来ないので、対規模地上戦があるかどうか見てましたが、まさかの露仏協調。
ロシアがシリアに入った時、なんとなく協調の気配は感じていました。英米が猛反発していたのに比べ、フランスのトーンが低かったので(笑
ー 8月に高速鉄道でテロ未遂事件が起きましたが、あの辺りから要警戒モードに入っていたのは間違いないでしょう。
>空母シャルル・ド・ゴールは元々対IS作戦に投入予定だったので、日本の報道では「パリの同時多発テロを受け」というニュースフローで何でや!とぼやいています。
>日本マスコミは未だに軍事音痴ですなぁ。
>地上爆撃を主任務にする空母機動部隊の編成が1〜2週間でできるか。
スプートニクの報道(↓)がやけにミリタリーでした(笑
URL省略。
(スプートニク、空母「シャルル・ド・ゴール」、23日より対IS作戦開始可能、2015/11/22)
>> 空母団には週末、対潜フリゲート艦La Motte-Picquet、多目的フリゲート艦Aquitaine、補給タンカーAviationが加わる。9月以降、空母シャルル・ド・ゴールにはベルギー海軍のフリゲート艦Leopold、フランスのフリゲート艦Chevalier Paulが伴っている。フランス空母にはさらに英国海軍の駆逐艦HMS Defenderが伴う予定。
>しかし、ロシアはここぞと恩を売ってます。
>爆弾、巡航ミサイル何でもござれ。
パリ同時テロを奇貨とばかりに、欧米に批判されてきた構図(文脈)を一挙に反転しにかかりましたし、お初の長距離巡航ミサイルを少量繰り出す一方で、自由落下弾の雨あられ。
>後はアサド政権への対応がどう分かれるかでしょうか。
仏米、仏露の首脳会談の直前に、トルコがロシア機を撃墜したので、包囲網は後退なのでしょう。
まさかまさかでどうなるんでしょうかね。
仏露首脳会談の続報を待ちます。
ではまた。
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